夜勤なし看護師の平均年収は高くない!月収毎の生活レベルはどれくらい??

看護師お役立ち情報

「看護師は高収入のイメージがあるけれど、夜勤なしの場合の年収はどうなんだろう?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

夜勤がないと体への負担は軽減されますが、その分、収入面での差が気になるところです。

この記事では、夜勤なし看護師の平均年収について詳しく解説し、月収ごとの生活レベルもわかりやすく紹介します。

これから看護師を目指す方や、夜勤を避けたいと考えている現役看護師の方に役立つ内容となっています。

「夜勤なしの働き方で、どのくらいの生活ができるのか」確認していきましょう。

 

看護師の夜勤なし給料はどれくらい?

夜勤なしで働く看護師の平均年収は、約400万~450万円とされています。

これは、夜勤ありの看護師の平均年収(約450万~500万円)と比較して、50万~100万円ほど低くなります。

月収に換算すると、夜勤なしの看護師の平均月収は約25万~30万円程度です。

夜勤手当がない分、収入は減少しますが、健康的な生活リズムを維持できるというメリットがあります。

 

月収に応じた生活レベルをイメージ

月収 手取り(月収の約80%) 適切な家賃(月収の25~30%以内) 生活の目安
23万円 18.4万~19万円 5.8万~6.9万円 基本的な生活費をカバー。節約すれば少しの余裕あり。
25万円 20万~21万円 6.3万~7.5万円 少しの贅沢も楽しめる生活レベル。
27万円 21.6万~23万円 6.8万~8.1万円 趣味や外食を楽しむ余裕が生まれる。
30万円 24万~25万円 7.5万~9万円 貯金や趣味に使える余裕あり。
33万円 26.4万~27万円 8.3万~9.9万円 安定した生活が可能。家族がいても余裕あり。
35万円 28万~29万円 8.8万~10.5万円 高品質な住まいや趣味にお金を使える。
38万円 30.4万~31.6万円 9.5万~11.4万円 資産形成や高額な趣味も可能なゆとりある生活。
40万円 32万~33万円 10万~12万円 贅沢な生活が可能。投資や教育費にも注力できる。
  • 手取り額は、税金や社会保険料を差し引いた後のおおよその額を記載しています。
  • 家賃の目安は、月収の25~30%以内で計算しています。
  • 生活の余裕度は、家族構成や住む地域によって変動します。都市部では、家賃負担率が高くなる傾向があるため注意が必要です。

月収23万円の生活目安

  • 一人暮らしは可能な収入で、生活費をカバーしつつ、少しの貯金や趣味を楽しめます。
  • 家族がいる場合、節約や計画的な支出が重要

月収25万円(手取り約20万~21万円)の生活目安

月収25万円は、一人暮らしでもゆとりを持った生活ができる収入です。

  • 住居費:適切な家賃は6.3万~7.5万円以下で、都市部でも選択肢があります。
  • 生活費:食費や光熱費を含む基本的な支出をカバーしつつ、外食や趣味、ファッションなどに少し余裕を持てます。
  • 貯金・投資:月々1~3万円程度の貯金や、簡単な資産運用を始めることも可能です。
  • 家族の場合:共働きであれば安定した家計が築けますが、節約が必要になる場合もあります。

月収27万円(手取り約21.6万~23万円)の生活目安

月収27万円は、一人暮らしでさらに充実した生活が可能です。

  • 住居費:適切な家賃は6.8万~8.1万円以下で、より広い住居や好条件の物件を選びやすくなります。
  • 生活費:趣味や娯楽に使える予算が増え、旅行や高品質な食品を楽しむ余裕があります。
  • 貯金・投資:月々2~5万円程度の貯金が現実的で、将来のための資金形成が進められます。
  • 家族の場合:共働きなら、子どもの教育費や習い事にも十分対応できる収入です。専業主婦家庭でも基本的な生活費をカバーできますが、計画的な家計管理が求められます。

月収30万円(手取り約24万~25万円)の生活目安

月収30万円は、一人暮らしでも安定した生活ができ、貯金や趣味にも余裕が持てます。

  • 住居費:適切な家賃は7.5万~9万円以下。広めのマンションや都市部での快適な住居選びが可能です。
  • 生活費:趣味や娯楽、外食、旅行などに十分なお金を使えます。高品質な食品や日用品も選択可能です。
  • 貯金・投資:月々3~5万円以上の貯金が可能で、投資にも充てられます。
  • 家族の場合:家族がいても、教育費やレジャーに余裕を持てる収入です。

月収33万円(手取り約26.4万~27万円)の生活目安

月収33万円は、ゆとりある中流の生活を送れる収入です。

  • 住居費:適切な家賃は8.3万~9.9万円以下。好立地の物件や広い住居も選択可能です。
  • 生活費:趣味や外食、旅行の頻度を増やせるため、生活の質が向上します。
  • 貯金・投資:月々5万円程度の貯金が可能で、将来への資金計画が進みます。
  • 家族の場合:共働きでなくても、教育費や医療費を含む家族の生活費を十分にカバーできます。

月収35万円(手取り約28万~29万円)の生活目安

月収35万円は、高品質な生活や趣味を楽しむ余裕が生まれる収入です。

  • 住居費:適切な家賃は8.8万~10.5万円以下。広い住居や高級マンションの選択も可能です。
  • 生活費:趣味や娯楽、定期的な旅行など、生活の充実度が高まります。
  • 貯金・投資:月々6万円以上の貯金が可能で、資産形成がさらに加速します。
  • 家族の場合:教育費や習い事、家族旅行なども含めて、余裕を持った生活が可能です。

月収38万円(手取り約30.4万~31.6万円)の生活目安

月収38万円は、ゆとりある暮らしを実現しながら資産形成に力を入れられる収入です。

  • 住居費:適切な家賃は9.5万~11.4万円以下。希望の条件をほぼ満たす物件が選べます。
  • 生活費:高級品の購入や定期的な旅行なども無理なく楽しめます。
  • 貯金・投資:月々7万円以上の貯金が可能で、長期的な資産計画を立てられます。
  • 家族の場合:十分な教育費や家族のレジャー費を確保できる安定した収入です。

月収40万円(手取り約32万~33万円)の生活目安

月収40万円は、贅沢な生活や将来のための投資をバランスよく行える高収入です。

  • 住居費:適切な家賃は10万~12万円以下。高級マンションや広い戸建てなども選択肢に入ります。
  • 生活費:贅沢な趣味や高額な娯楽を楽しみながら、日常生活のクオリティも大幅に向上します。
  • 貯金・投資:月々8万円以上の貯金が可能で、資産運用や教育資金、老後の備えがしっかりできます。
  • 家族の場合:教育費、住宅費、医療費を含む全ての面で余裕があり、安定した暮らしを実現できます。

 

まとめ

極論を言えば、年収400万あれば一人暮らしは可能です。

今まで夜勤をしていて収入が高かった人であれば、あとは収入が減ることをどこまで許容できるかです。

これらの収入ごとの生活目安を参考に、家計のバランスを保ちながら、必要な貯金や投資を計画的に進めていくことが重要です。

収入が高まるにつれて、貯金や資産形成に回せる余裕も増えていきます。