看護師一年目だけど仕事辞めたい!転職するメリットデメリット

退職・転職の仕方
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新人さんお疲れ様です。看護師として働くのは思った以上に大変ですよね。

実際に働いてみると、命を預かる責任の重さや仕事の大変さ、うまくいかない人間関係に自信をなくし「自分には向いていない」「辞めたい」と感じている人は多いと思います。

一方で、一年目で辞めてしまっても転職はできるのか不安に思っているのではないでしょうか?

この記事では、新人看護師が退職・転職を検討する際に知っておきたいメリットデメリットについてまとめました。今悩んでいるあなたの、今後のキャリアや方向性を考える上で参考になれば幸いです。

 

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看護師一年目で退職するのは甘えか?

仕事を始めたら「とりあえず三年」という考え方が根付いているので、真面目な人ほど「まだ新人なのに、今辞めるのは甘えなのではないか」と悩む人も多いと思います。しかし新人でも退職を考えているのはあなただけではありません。

事実、新卒看護師の離職率は10.3%に増加しています。新人で退職する看護師は今や珍しくありません。(参照:日本看護協会

もちろん、一年目で「辞めたい」と思っている人全員に退職し転職することをおすすめする訳ではありません。部署移動をすれば解決する場合も多くあります。今は躓いていても、長い目でみたら看護師として成長していける人もいます。

しかし一年目でも退職・転職した方が良い場合もあります。人には適性があり、合う・合わないがあります。

今の環境が合わないと感じているならば、無理して働き続けるよりも思い切って変えてみることは悪いことではありません。

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看護師一年目で転職するメリット・デメリット

看護師一年目で退職・転職を検討する場合、考えておかなければいけないメリット・デメリットがあります。よく理解して今後の方向性を決める必要があります。

一年目で退職するメリット

  • 今の職場でズルズル働くより潔く辞めることで、自分に合った職場に早く出会える可能性がある。

今の仕事や職場に見切りをつけているのならば、決断は早い方が良いという考え方もあります。人生は有限ですからね。

  • 体調やメンタルを崩すリスクが減る

現在過度なストレスを感じており、無理して働いているならば健康に障害が出る恐れがあります。

  • 大きな事故を起こす前に辞める

これは極論ですが、限界の状態で働いていると集中力もなくなり医療事故につながることがあります。患者さんはもちろん自分の身を守るためにも、本当に限界だと思ったら仕事を辞めるという選択肢は悪いものではありません。

 

一年目で退職するデメリット

  • 退職理由を答え辛い

もっともらしい退職理由でなければ、次の転職活動の際に与える印象は悪いものになってしまいます。転職先にも理解してもらえる退職理由を用意する必要があります。

  • 履歴書に傷がつく

新人に限らずですが、職場を短期間で退職している経歴から受けるイメージは一般的には悪いものになってしまいます。それは、この人を採用してもまたすぐ短期間で辞めてしまうのではないか?と考えるからです。

 

メリット・デメリットはありますが、結論として一年目看護師でも転職することはできます。

 

看護師の転職先

新人で退職したら、その後のキャリアはどうしたら良いのでしょうか?

他の病院やクリニックへ転職する

病院を変えるだけでも働き方が変わったり、風土が変わったりします。人間関係も新たに構築することができます。

看護師としての知識と技術が身につくまでは病院で頑張って働き、その後病院以外の転職先を考える人もいます。

病院、主に病棟の業務や患者さんとの人間関係にストレスを感じている場合はクリニックの方が向いている場合もあります。

看護師の病院以外の転職先

病院以外で看護師として働く場合は、訪問看護師や施設看護師があります。

施設看護師とは有料老人ホーム、特別養護老人ホーム、ナーシングホームなどです。

〜実例〜

筆者の同級生に新卒で大学病院に入職しましたが、すぐに適応障害で仕事に行けなくなった子がいます。しばらく休職していましたが、やはり元の職場への復帰は難しいため退職しました。そして訪問看護師に転職しました。臨床経験が少ないことや体調の不安があったため、病態が安定しているリハビリメインな利用者さんが多い訪問看護ステーションを選んだそうです。今でも訪問看護師として働いていますよ。

 

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看護師以外の転職先

看護師としてはもうムリ。違う職種に転職したいという場合は以下のような転職先があります。

・看護師としては働らかなくても、今まで勉強してきた知識を活かしたい場合や医療に関わっていたい場合は、学校の養護教諭や医療メーカーなどがあります。

養護教諭として働くには「養護教諭免許」の取得が必要です。

保健師の資格を持っていれば企業保健師や自治体の保健所で働く選択肢もあります。

・心機一転全く関係ない一般職に就職する方もいます。

看護師になっていなかったら、あなたは何になりたかったですか?

 

揺れ動いている新人さんへ、覚えておいて欲しい大事なこと

体やメンタルを壊してまで今の職場で働く必要はありません。働く場所は他にもたくさんあります。

看護師として働けなかったとしても、決して人間としてダメな訳ではありません。

先輩や周りのスタッフに良くしてもらっている場合は、自分が今退職を考えていることに申し訳なさや後ろめたさを感じてしまっているかもしれませんね。しかし、あなたの人生です。自分の気持ちを第一に考えてくださいね。

実際に退職・転職に進まなくとも、情報として転職について知っておくことは有意義なことです。逃げ道を考えておくことは悪いことではありません。それだけでも気が少し楽になりますよ。